米大統領選 あす投票開始 両候補 最終盤の激しい戦い続く

アメリカ大統領選挙は日本時間の3日夜から投票が始まります。選挙戦最後の日曜日となった1日、トランプ大統領と民主党のバイデン氏はそれぞれ激戦州などを回って訴えを行っていて、このうちトランプ大統領はこれまでで最も多い1日に5つの州で演説を行うなど、最終盤の激しい戦いが続いています。

アメリカ大統領選挙は日本時間の3日夜から投票が始まります。

選挙戦最後の日曜日となった1日、トランプ大統領は、自動車産業が盛んな激戦州の中西部ミシガン州で演説し、「寝ぼけたジョー・バイデンは47年にわたって雇用を海外に流出させてきた。ミシガンはバイデン氏のせいで自動車産業の雇用の半分を失った」と述べてバイデン氏を痛烈に批判しました。

トランプ大統領はこのあと激戦州の南部フロリダ州やノースカロライナ州などでも集会を行う予定で、1日としては最も多い5つの州を回って演説することになっています。

これに対してバイデン氏は激戦州、東部ペンシルベニア州の教会関係者を対象に集会を開き、「あと2日でこの国の安全を守れなかった今の政権に終止符を打つことができる。あらゆる機会を使って憎悪をあおり続けてきた政権に終止符を打つことができる」と述べ、トランプ大統領を批判しました。

バイデン氏はこのあともペンシルベニア州の2か所で集会を開き支持を訴えます。

最終盤の選挙戦では両陣営の対立が激しさを増し緊張が高まっていて、先週、南部テキサス州の高速道路を走行していたバイデン陣営のバスがトランプ大統領を支持する旗を掲げた車数台に囲まれ、バイデン陣営は集会の中止を余儀なくされました。

トランプ大統領は31日、ツイッターにこの映像とともに「テキサスを愛している」という対立をあおるようなコメントを投稿しています。

また首都ワシントンなどでは、商店やビルの窓ガラスを木の板で覆う作業が行われるなど、3日の投票日を前に混乱に備える動きも出ています。

最新の世論調査では、勝敗を左右する激戦州6州では、支持率の平均でバイデン氏が49.1%、トランプ大統領が45.9%とその差は3.2ポイントで、激しく競り合っています。

両候補は投票日前日の2日も激戦州などを訪れて最後まで支持を呼びかける予定で、投票日を目前に控え、激しい戦いが続いています。