渋谷から移設の「青ガエル」忠犬ハチ公の故郷で公開 秋田 大館

東京の渋谷駅前に置かれ「青ガエル」の愛称で親しまれた車両が、「忠犬ハチ公」のふるさと、秋田県大館市に移設され、1日から車内の公開が始まりました。

「青ガエル」と呼ばれた東急電鉄のこの車両は、主に高度経済成長期に活躍し、渋谷駅のハチ公前広場に置かれてからは待ち合わせの目印になってきましたが、周辺の再開発に合わせて、「忠犬ハチ公」を通じて交流がある秋田県大館市に譲渡されました。

1日から青ガエルの内部が公開されるのに合わせて、車両が置かれた観光施設「秋田犬の里」では、関係者が集まりセレモニーが行われました。

車両の中では、大館市と渋谷区のこれまでの交流の歴史や渋谷からトレーラーで運び出されるときの様子が紹介されています。

1日は親子連れなどが展示の内容を見たり、車両の雰囲気を味わったりして楽しんでいました。

大館市観光交流スポーツ部の工藤剛部長は「秋田犬が縁でつながりが深い渋谷区から、渋谷の宝とも言える『青ガエル』を譲渡してもらうことができた。観光客など多くの人に見に来てほしい」と話していました。

内部の公開は今月8日までで、そのあと塗装の塗り直しなどを行ったうえで、来年3月中旬をめどに本格的に公開する予定です。