若い世代のがん患者を支援 LINEで仕事や妊娠など情報提供

若い世代のがん患者を支援 LINEで仕事や妊娠など情報提供
「AYA(あや)世代」と呼ばれる若い世代のがん患者を支援しようと通信アプリの「LINE」を通じて仕事や妊娠などに関する情報を提供する取り組みが、1日から始まりました。
これは若い世代のがん患者を支援する医師や患者などの団体が1日から始めたもので、「LINE」のアプリで団体の公式アカウントを登録することで使うことができます。

「AYA世代」は10代後半から30代にかけての若い世代のことで、毎年2万人ががんの診断を受けているとされています。

ただ、がんは高齢の患者が多いため、若い世代向けの情報が少ないうえに年齢やがんの種類などによって求める情報も異なっているため、必要な情報や支援の手が届きにくいことが課題となっています。

取り組みでは、「LINE」で仕事や学校、それに妊娠についてなど自分が知りたい項目を選ぶと正確な情報が紹介されたウェブサイトを見ることができるようになっています。
また、患者会や交流会の告知や最新の情報などもメッセージとして受け取ることができるということです。

取り組みを進める「AYAがんの医療と支援のあり方研究会」のメンバーで、東京都立小児総合医療センターの松井基浩医師は「正しい情報がまとめてあり、患者どうしがつながるきっかけにもなると思う。闘病生活の中で少しでも前向きになれるよう利用してほしい」と話していました。