パレードは中止も… コロナ禍のハロウィーン アメリカ

新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、アメリカ ニューヨークでは全米最大規模のハロウィーンのパレードは中止となりましたが、各所で子ども向けの催しは開かれ、子どもたちはマスクなど感染対策をしたうえで思い思いの仮装をして楽しみました。

アメリカ・ニューヨークでは毎年10月31日のハロウィーンの夜、全米で最大規模の仮装パレードが行われ、見物客も含めて100万人近い人が集まります。

大統領選挙が行われる年には候補者の仮装をした人たちの姿も見られますが、ことしは新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため中止となりました。
一方でニューヨーク市内の各所では、子どもたちにハロウィーンを楽しんでもらおうと、感染対策をとったうえで催しが行われました。

市南部のブルックリンでは会場の入り口で参加者の体温が測定されたほか、複数の場所に消毒液が設置されていました。

ブルックリンの別会場ではマスクの着用が義務づけられ、子どもたちはマスクを着けて消防士や魔女などの仮装をして楽しんでいました。
主催した地元の女性は「大変な時期ではありますが、子どもたちに少しでも楽しい時間を過ごしてもらいたいと思って企画しました。子どもたちの笑顔が見られて何よりです」と話していました。