体操 内村選手 再度のPCR検査で陰性 国際体操連盟

国際体操連盟は、10月28日の新型コロナウイルスのPCR検査で陽性と判定された内村航平選手について、30日改めて3か所の病院で検査を行った結果、すべて陰性だったと発表しました。国際体操連盟や検査を行った病院は、28日の陽性の結果は偽陽性だったとしています。

内村選手は、11月8日に開催される国際大会を前に10月28日にPCR検査を受けた結果、29日、陽性と判定されました。

国際体操連盟によりますと内村選手は、30日に改めてPCR検査を受けて3か所の病院で調べたところ、すべて陰性だったということです。

このため、国際体操連盟や検査を行った病院は28日の陽性の結果は、偽陽性だったとするとともに、保健所に対して陽性の届け出の取り下げの報告が行われたということです。

内村選手に発熱などの症状はなく、国際大会に向けて調整を進めているということです。

また、内村選手は今月20日から東京 北区のナショナルトレーニングセンターに滞在していましたが、同じ施設に宿泊して練習を行っていた日本の男女7選手やスタッフについても30日、改めてPCR検査が行われ、全員が陰性だったということです。