歓楽街での感染対策 地方都市でも推進求める 西村経済再生相

新型コロナウイルス対策をめぐり、西村経済再生担当大臣は徳島市で講演し、地方都市でも接待を伴う飲食店などで感染が広がっているとして、ふだんから事業者と信頼関係を築くことで検査をしやすくするなどの対策を地方でも進めるよう求めていく考えを示しました。

西村経済再生担当大臣は、6月から7月にかけて、大都市の歓楽街から感染が拡大したという指摘を踏まえ、ふだんから、歓楽街の事業者と信頼関係を築くことで、関係者が気軽に相談し検査できるようにするほか、感染拡大の兆しがある時には、早期に、集中的にPCR検査を行うことなどを柱とした対策を取りまとめたことを説明しました。

そのうえで、「最近では地方の都市でも感染が広がっており、大都市の経験を地方の都市でも生かしていただきたい」と述べ、接待を伴う飲食店が集まる歓楽街での対策を地方でも進めるよう求めていく考えを示しました。

また、西村大臣は、イベントの開催制限をめぐり、週明けに専門家による検討会を開き、映画館で上映中に食事をする場合の収容人数の制限などについて議論してもらう方針を示しました。