埼玉県 朝霞の老人ホームでクラスター発生 計57人の感染確認

埼玉県朝霞市の老人ホームで、入所者や職員など、合わせて57人が新型コロナウイルスに感染していたことが確認され、埼玉県はクラスターが発生したとみて、感染状況などを調べています。

感染者の集団=クラスターが発生したのは、朝霞市の介護付き有料老人ホーム「SOMPOケアラヴィーレ朝霞」です。

埼玉県によりますと、この施設では28日に入所者と職員の感染が確認されたあと、30日までに合わせて57人の感染が確認されたということです。

この施設は4階建てで、入所者は個室を使っていたということですが、全員で集まる機会もあったということです。

施設には、合わせて140人程度の入所者や職員がいて、まだ検査の結果が出ていない職員がいるということで、埼玉県は、ほかに感染者がいないか検査を進めるとともに、感染経路を調べることにしています。

また、さいたま市によりますと集団感染が確認されている、さいたま市の劇団「ミュージカル座」で、新たに2人の感染が確認され、感染者は合わせて76人になりました。

川口市によりますと、市内の保育所に勤めている保育士の女性2人の感染が確認され、この保育所に勤める保育士で感染が確認されたのは3人になりました。

埼玉県内では30日、新たに61人の感染が確認され、県内で感染が発表されたのは、合わせて5823人になりました。