Go Toトラベル 東京追加1か月 空の便は予約回復傾向

観光需要の喚起策「Go Toトラベル」に東京発着の旅行が加えられてから11月1日で1か月となります。航空会社の国内線の予約は少しずつ増えて、10月は前の年の同じ時期の50%程度にまで回復し、11月は60%程度にまで回復する見込みです。

大手航空会社全日空によりますと、国内線の利用者は去年の同じ時期と比べて、9月が34%だったのに対し、10月がおよそ50%、11月は予約状況からおよそ60%まで回復するとみています。

羽田空港を出発する便の利用者でみると、9月は去年の同じ時期の34%となる46万人でしたが、10月は50%に当たる65万人に上るとみています。

また日本航空の国内線の利用者は、去年の同じ時期と比べて、9月が38%にとどまったのに対し、10月が54%、11月は予約状況から58%まで回復する見込みです。

このうち羽田空港を出発する便の利用者でみると、9月は去年の同じ時期の36%となる41万人でしたが、10月は50%に当たる57万人を超えるとみています。

航空各社では、利用者に対し、マスクの着用や混雑時には十分な距離を取って並ぶなど感染防止対策を徹底して呼びかけることにしています。