三井物産 中間決算 最終利益53%減 コロナ影響で取引価格下落

大手商社「三井物産」のことし9月までの半年間の中間決算は、新型コロナウイルスの影響で石炭や原油などの取引価格が下落したことなどから、最終的な利益が去年の同じ時期を53%下回る大幅な減益となりました。

三井物産が30日発表したことし9月までの半年間の中間決算は、グループ全体で最終的な利益が1100億円にとどまり、去年の同じ時期より53%減少しました。

新型コロナウイルスの影響で経済活動が停滞し、石炭や原油などの取引価格が下落したことに加えて、アフリカのモザンビークで進めている炭鉱事業の資産価値を見直し、損失を計上したことなどが主な要因です。

来年3月までの1年間の業績予想は、世界経済は緩やかに回復の動きが見られるものの、今後、一時的な損失を計上する可能性もあるとして、最終的な利益は、前の年度より54%少ない1800億円の黒字とするこれまでの見通しを据え置いています。

オンラインの会見で、内田貴和副社長は「アメリカ大統領選挙の結果にかかわらず、米中の対立は長引くと懸念している。世界経済への影響も大きく、今後を注意深く見なければならない」と述べました。