千葉 東海大浦安高校でクラスター 同級生ら100人検査へ

千葉県は29日、浦安市の「東海大学付属浦安高校」で生徒5人の感染が確認され、感染者の集団=クラスターが発生したと発表しました。県は今後、同級生などおよそ100人について検査を進めることにしています。

千葉県によりますと、浦安市の「東海大学付属浦安高校」では、29日、新たに生徒3人の感染が確認されました。

この高校ではこれまでに生徒2人の感染が確認されていたことから、感染者は合わせて5人となり、県はクラスターが発生したと発表しました。

感染が確認された生徒5人は全員同じクラスだということで、県は今後、同級生や同じ部活の生徒など98人について検査を進めることにしています。

学校では、一部の生徒が、対面しながら食事をしていたほか、マスクをしないで会話をする場面があったということです。

また、船橋市によりますと、クラスターが発生している市内にある物流倉庫会社、「デイリートランスポート」で新たに従業員の20代の男女2人が感染したことがわかり、これまでに感染が確認された従業員は合わせて86人となりました。

さらに、県によりますと、県内の専門学校で新たに20代の男性3人の感染が確認されたことがわかり、この学校での感染者は合わせて10人になりました。

このうち6人は、船橋市の物流倉庫会社、「デイリートランスポート」でアルバイトをしているということで、県が感染経路を調べています。

千葉県内で29日、発表された新型コロナウイルスの新たな感染者は43人で、県内で発表された感染者は合わせて4948人となりました。