はやぶさ2 地球帰還の飛行順調 コロナ対策し回収の本格準備へ

はやぶさ2 地球帰還の飛行順調 コロナ対策し回収の本格準備へ
探査機「はやぶさ2」が、小惑星の砂が入ったとみられるサンプルを、ことし12月に地球に帰還させることについて、JAXA=宇宙航空研究開発機構が会見を開き、新型コロナウイルスの感染拡大の防止のために、国内と現地のオーストラリアで回収チームを合わせて3週間余り隔離するとしました。
小惑星「リュウグウ」に着陸し砂などの採取に成功したとみられる日本の「はやぶさ2」は、今月22日には地球から1700万キロの位置で化学エンジンを噴射させて、地球に向けた軌道修正が行われました。

JAXAは29日、オンラインで会見を開き、飛行は順調で来月中旬に再び軌道修正を行うと発表しました。

そして、ことし12月6日に砂などが入ったとみられるカプセルを大気圏に放出し、地球に帰還させる予定に変更はないとしています。

また、落下地点のオーストラリアには、JAXAを中心に合わせて73人の回収チームを2班に分けて派遣し、新型コロナウイルスの感染拡大防止のために日本で1週間余り、オーストラリアで2週間、隔離を行ったうえで、チームは来月24日ごろから本格的に準備を開始する方針を説明しました。

JAXAの津田雄一プロジェクトマネージャは「回収隊がまもなくオーストラリアに出発するなど、いよいよだという思いで身が引き締まる一方、楽しみでもあります」と話していました。