海上自衛隊の潜水艦で初の女性乗組員 広島 呉

海上自衛隊の潜水艦の乗組員となるために訓練を行ってきた女性自衛官が、29日、実習訓練を終え、女性の潜水艦の乗組員が初めて誕生しました。

潜水艦の乗組員の訓練を終えたのは、田口夢花3等海曹ら合わせて5人の女性自衛官です。

海上自衛隊の潜水艦は、艦内のスペースが狭くプライバシーの確保が難しいことから、海上自衛隊の現場の部隊で唯一、男性だけを乗組員としていましたが、潜水艦を改修したうえで、女性隊員も起用されることになりました。

5人の女性自衛官は、ことし2月に広島県呉市にある訓練施設に入校し、6月からは、練習潜水艦「みちしお」に乗り込んで実習訓練を行ってきました。
そして、およそ4か月間の訓練を終えて乗組員としての適性を認められ、29日、阿部純一艦長から潜水艦の乗組員の証しとされるき章、通称「ドルフィンマーク」が授与され、海上自衛隊として初めて女性の潜水艦の乗組員が誕生しました。

田口3等海曹は「長いようで短い実習期間をまわりの人に支えてもらいながら乗り越えることができ、うれしく思います。今後は女性の活躍の場が増えるよう、その一翼を担えるような隊員になりたいです」と話していました。