韓国も2050年目標に温室効果ガス排出ゼロに ムン大統領が表明

韓国のムン・ジェイン(文在寅)大統領は28日、国会で行った演説で、2050年を目標に温室効果ガスの排出をゼロにすることを目指すと表明しました。韓国では温暖化対策をめぐって、与党議員などからも具体的な対応を求める声があがっていました。

韓国のムン・ジェイン大統領は28日午前、国会で来年度の予算案について演説しました。

この中で、ムン大統領は「国際社会とともに気候変動に積極的に対応する」と述べたうえで、2050年を目標に温室効果ガスの排出をゼロにすることを目指すと表明しました。

来年度については、温暖化対策に関連して8兆ウォン、日本円にしておよそ7400億円を投じて、環境に配慮したインフラ整備や電気自動車の普及などを進める計画で、「新たな産業や雇用をつくる」と強調しました。

韓国では26日、菅総理大臣が所信表明演説で「2050年までに、温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする」と表明したことを受けて、与党議員などからも、具体的な対応を求める声もあがっていました。

演説を通じてムン大統領は、新型コロナウイルスの影響を受けた経済を、回復させることに全力をあげる姿勢を強調しました。