NY市場 ダウ平均3日続けて値下がり 景気の先行き懸念強まる

27日のニューヨーク株式市場は、前日の大幅値下がりを受け買い戻す動きがあったものの、ダウ平均株価は、3日続けて値下がりしました。新型コロナウイルスの感染再拡大を受け、景気の先行きへの懸念が強まっています。

27日のニューヨーク株式市場ダウ平均株価の終値は、前の日に比べて222ドル19セント安い、2万7463ドル19セントでした。

前日に650ドルの大幅値下がりを記録したダウ平均株価ですが、これで3日連続の下落となりました。

前日の大幅値下がりを受け、IT関連銘柄を中心に買い戻しが入りましたが、新型ウイルスの感染が再拡大し、市場には景気の先行きへの懸念があります。また、この日決算発表した建設機械のキャタピラー、それに航空機大手のボーイングなどが大きく値下がりしました。

一方、IT関連株の買い戻しで、こうした銘柄の多いナスダックの株価指数は、値上がりしています。