アメリカとインド 中国念頭に軍事連携強化で協定締結

アメリカとインドの外務・防衛の閣僚協議が開かれ、海洋進出などの動きを強める中国を念頭に、機密情報の共有など、軍事面での連携をより一層強化するための協定が結ばれました。

アメリカとインドで3回目となる外務・防衛の閣僚協議、いわゆる2プラス2は、アメリカ側からポンペイオ国務長官とエスパー国防長官が、インド側から、ジャイシャンカル外相とシン国防相が出席して27日、インドの首都ニューデリーで開かれました。

協議では、アメリカの軍事衛星が収集した画像などの機密情報をインド側に提供することを可能にするための協定などが結ばれました。

両国は、すでに軍どうしが食料や燃料などを相互に提供できるようにしたり、基地の使用を認めたりする協定を結んでいて、海洋進出などの動きを強める中国を念頭に、軍事面での連携をより一層強化することになります。

アメリカとインドは、今月6日に東京で、日本、オーストラリアと4か国外相会合を行い、法の支配などに基づく自由で開かれたインド太平洋の実現に向けて、結束していく方針を確認しています。

今回の協議では、この4か国の枠組みを軍事面でも示すため、来月、インド近海で行われる共同訓練の実施を歓迎する意向も示されました。