札幌 芸能事務所とススキノ飲食店でクラスター発生 新型コロナ

札幌市は、市内にある芸能事務所と、繁華街・ススキノにある飲食店でそれぞれ、市内で40例目と41例目となる新たなクラスター=感染者の集団が発生したと発表しました。

このうち、芸能事務所では、これまでにいずれも10代から50代の、所属タレント11人と、イベントに参加した3人の合わせて14人の感染が確認され、症状はいずれも軽症か無症状だということです。

市によりますと、このほかに濃厚接触者に当たる人は、所属タレントやスタッフ、それに、今月7日から16日の間に市内で開かれたイベントに参加した人、合わせて181人に上るということです。

市は、このうち33人を対象にPCR検査を行っていて、残りの人についても検査を進めることにしています。

また、ススキノにある飲食店では、20代から40代の従業員5人と客1人の合わせて6人の感染が確認され、こちらも症状はいずれも軽症か無症状だということです。

市は、このほか濃厚接触者に当たる従業員と客の合わせて17人について検査を進めることにしています。

一方、札幌市によりますと、ススキノの接待を伴う飲食店に関連する感染者は、79店舗の301人となりました。