在宅勤務に「オン」「オフ」みかん 休憩との切り替えに 愛媛

在宅勤務の仕事と休憩の切り替えに役立つという「オン」用と「オフ」用の2種類のみかんをセットにした新商品が、愛媛県の農協から売り出されました。

新商品は愛媛県の西宇和農業協同組合が売り出したもので、温州みかんのブランドの1つ、愛媛県産の「西宇和みかん」を使っています。

新型コロナウイルスの影響で在宅勤務が全国に広がる中、勤務時間と休憩時間をうまく切り替えてもらうため、「オン」用と「オフ」用の2種類のみかんがセットになっています。

2種類は見た目や大きさにあまり違いはありませんが、センサーで糖度が判別されていて
▽ほどよい酸味の「10度」が集中力のスイッチを入れたい「オン」用。
▽甘みたっぷりの「12度」はエネルギーを回復させたい「オフ」用だということです。

お披露目の式では栄養士が「気分転換には香りが大事。五感の中で嗅覚は、一番ダイレクトに脳に届くので香りの無いお菓子より効果的だ」とみかんの魅力を強調していました。

西宇和農業協同組合販売企画課主任の朝井伸さんは、「在宅勤務中は部屋にみかんのにおいを充満させて仕事を頑張ってほしい」と話していました。

新商品は1箱4500円で「西宇和みかん」のサイトで予約を受け付け、来月上旬以降に発送されるということです。