臨時国会 26日召集 菅首相 初の所信表明演説へ

臨時国会 26日召集 菅首相 初の所信表明演説へ
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第203臨時国会が26日召集され、菅総理大臣の初めての所信表明演説が行われます。菅総理大臣は、「国民のために働く内閣」を掲げ規制改革などに取り組む姿勢を示すことにしています。
菅内閣の発足後、最初の論戦の舞台となる第203臨時国会が、26日召集されます。

会期は12月5日までの41日間となっています。

26日は、午後、天皇陛下をお迎えして、開会式が行われたあと、衆参両院の本会議で、菅総理大臣による初めての所信表明演説が行われます。

菅総理大臣は、「国民のために働く内閣」を掲げ行政の縦割りを打破し、規制改革を全力で進めるとともに新型コロナウイルスの爆発的な感染を防ぎ、社会経済活動を再開して、経済の回復を図る姿勢を示すことにしています。

また、脱炭素社会の実現に向けて、2050年までに、温室効果ガスの排出を実質ゼロにすることを目指す方針を打ち出すことにしています。

そして、28日から3日間、演説に対する各党の代表質問が、衆参両院で行われます。

臨時国会で、与党側は、新型コロナウイルスのワクチン確保に関する法案や、日本とイギリスのEPA=経済連携協定の承認を求める議案などを成立させたい考えです。

一方、野党側は、新型コロナ対策や経済の立て直しについて、政府の姿勢をただすとともに、「日本学術会議」が推薦した会員候補6人を菅総理大臣が任命しなかった理由や経緯などを追及する方針です。

今度の国会は、衆議院議員の任期満了まで1年を切っていることから、解散・総選挙もにらんで与野党の論戦が展開される見通しです。

加藤官房長官「『ポストコロナ』の考え方を示したい」

加藤官房長官は、臨時閣議のあとの記者会見で「菅内閣として、どのようなことを目指して対応していくのか、しっかりと示していきたい。所信表明演説では、新型コロナウイルス対策と経済の回復の両立、デジタル庁の設立、不妊治療への保険適用などの少子化対策、グリーン社会の実現など、『ポストコロナ』の世界に向けた考え方を示したい」と述べました。

一方、日本学術会議の会員候補6人が任命されなかったことに関連して、「会員の任命は、日本学術会議法に基づき、任命権者として役割をお願いするのにふさわしいと判断するに至った方を任命したもので、その考え方について引き続き丁寧に説明していきたい」と述べました。

自民 世耕参院幹事長「日程はタイト 一致結束した尽力を」

自民党の世耕参議院幹事長は、党の参議院議員総会で「菅総理大臣にとって初めての実質的な国会論戦であり、与党として政策や政治理念が分かりやすく国民に伝わるようにしたい。日程は極めてタイトで、予算編成の関係で延長もなかなか難しいので、一致結束した尽力をお願いしたい」と述べました。

立民 枝野代表「命と暮らしを守る国会にしていく」

立憲民主党の枝野代表は、党の両院議員総会で、「ようやく国民一人一人の声を政権に届けていく機会がスタートする。今の政治の流れを変えていく。そして、日本の政治が大きく動き始めたと感じてもらえる国会にしたい。ともに全力で立ち向かって国民の期待に応え、『コロナ危機』から、命と暮らしを守る国会にしていく。持ち場、持ち場で全力を尽くしてほしい」と述べました。

公明 山口代表「与党として政権支え 政策実現を図る」

公明党の山口代表は、党の参議院議員総会で「菅政権が発足して初めての国会となり、与党として政権を支え、政策の実現を図り、国民の信頼を確保することが重要だ。短い国会になるが、来年度予算案や今年度の補正予算案など、合意をつくる必要がある課題が待ち受けている。国会論戦をベースにしながら、しっかり結果を出していきたい」と述べました。