警視庁 万引き容疑でベトナム人を誤認逮捕 裏付け捜査不十分

警視庁が東京 新宿区のドラッグストアで万引きをしたとして、20代のベトナム人の男性を、誤って逮捕していたことが分かりました。

警視庁によりますと、8月、新宿区のドラッグストアでおよそ3万円分の医薬品が男に万引きされ、防犯カメラの映像から、この男がその後、店から400メートルほど離れたホテルに入ったことが分かりました。

警視庁は、ホテルの関係者から話を聞くなどしたうえで、今月20日、清掃員として勤務する20代のベトナム人の男性を逮捕しました。

しかし、男性が調べに対し、「警察が勘違いをしている」と容疑を否認したため、改めて防犯カメラの映像を確認したところ、同じホテルに勤める別のベトナム人の男に極めて似ていることが分かったということです。

このため警視庁は、逮捕の翌日に男性を釈放し、謝罪したうえで、別のベトナム人の男を24日、窃盗の疑いで逮捕しました。

当時、防犯カメラの映像が男性だと証言したのはホテルの関係者1人だけだったということで、警視庁は裏付け捜査が不十分だったとしたうえで、「今後このような事案がないよう指導を徹底していく」とコメントしています。

警視庁が誤って逮捕したケースは、ことしに入って3件目です。