大阪 大学生巻き添えの飛び降り 屋上へのドアカバー破壊か

23日、阪急・大阪梅田駅近くの商業施設の屋上から男子高校生が飛び降りて死亡し、巻き添えになった女子大学生も死亡しました。警察の調べで高校生が屋上に出る際、ドアが開かないように付けられていたカバーを壊したうえで、直後に飛び降りたとみられることが分かり、詳しいいきさつを調べています。

23日、大阪・北区の阪急・大阪梅田駅近くの商業施設「HEP FIVE」の屋上から飛び降りたとみられる17歳の男子高校生が死亡し、兵庫県加古川市の大学生、古川賀子さん(19)が巻き添えになって死亡しました。

この日は知人と買い物に来ていたということです。

男子高校生は従業員専用の通路を通って屋上に出たことが分かっていますが、その後の警察の調べで、部外者に開けられないよう、屋上へのドアの内鍵を覆っていたプラスチック製のカバーを壊していたことが分かりました。

ドアが開けられるとブザーが鳴る仕組みで、すぐに警備員が駆けつけましたが、屋上には誰もいなかったということで、警察は屋上に出た直後に飛び降りたと見ています。

遺書などは見つかっておらず、警察は高校生の周辺から話を聞くなどして詳しいいきさつを調べています。

巻き添えで死亡 過去にも

建物から飛び降り自殺をしたとみられる人の巻き添えになり、死亡するケースは過去にも起きています。

平成19年11月には東京・池袋の商業施設の8階の屋上から25歳の女性が飛び降り、歩道を歩いていた38歳の会社員の男性が死亡しました。

平成16年の8月には兵庫県西宮市の12階建ての市営住宅で30歳の男性が飛び降り、住宅前の通路で友人と話をしていた20歳の男性が死亡したほか、12月には東京・武蔵村山市の都営団地の12階の廊下から42歳の女性が飛び降り、下にいた54歳の男性が巻き添えになって死亡しました。