「ことしのクリスマス中止しない」サンタが配信で語りかけ

クリスマスまで2か月となる中、サンタクロースは新型コロナウイルスの深刻な影響を受けている世界の子どもたちを励まそうと、ことしもクリスマスを行うことを明らかにしました。

これはフィンランド北部、ラップランド地方にあるサンタクロースの事務所とされる場所で撮影され、世界に配信されました。

サンタクロースが子どもたちからの手紙に目を通していると、お手伝いの妖精が新しい手紙を持ってきて、「7歳の男の子がことしのクリスマスがどうなるのか心配している」と伝えました。

これにサンタクロースは「みんなにすばらしいニュースがある。ことしのクリスマスは中止しない」と答えました。
すると妖精は「世界では新型コロナウイルスが感染拡大しているというのにどうやってクリスマスを過ごせばいいの」とたずねると、サンタクロースは「クリスマスがすばらしいのは、みんなで一緒の時間を過ごせること。みんなが健康でいてくれることが私のクリスマスの願いだ。近いうちに会えることを楽しみにしている」と語りかけました。

25日でクリスマスまでちょうど2か月。

サンタクロースは新型コロナウイルスの影響で学校に通えなかったり、友達と遊べなかったりしている世界の子どもたちに感染予防を呼びかけ、エールを送りました。