群馬 大泉警察署で6人新型コロナ感染確認 クラスター発生か

群馬県警察本部は大泉警察署に勤務する警察官と団体職員の合わせて6人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表しました。大泉警察署の感染者は9人となり、県は感染者の集団=クラスターの可能性もあるとみて調べています。

感染が確認されたのは、大泉警察署に勤務するいずれも男性の、40代の警部補3人、30代の巡査部長、20代の巡査長、それに60代の団体職員の女性の合わせて6人です。

6人は22日感染が確認された40代の男性警部の濃厚接触者にあたるということです。

大泉警察署ではこれまでに3人の警察官の感染が確認されていて、これで感染者は9人となり、県はクラスターが発生した可能性があるとみて調べています。

大泉警察署では107人が勤務していますが、県警察本部は署長と副署長を含む警察官74人を自宅待機にしています。

代わりに本部から監察課長を署長代行として派遣するなど応援要員で対応しているため、業務に支障は出ていないと説明しています。

このほか、署に出入りしていた、本部と別の警察署の警察官39人も自宅待機にしているということです。

県警察本部警務課は「これ以上感染を拡大しないよう署員に感染予防を徹底していくとともに、一丸となってバックアップ態勢をとって全力で治安維持にあたっていく」と話しています。