離島視察の自民会派県議10人が新型コロナ感染 クラスターに

沖縄県議会で自民党の議員1人が新型コロナウイルスへの感染が確認され、濃厚接触者としてPCR検査を受けた同じ自民党会派の議員のうち、9人の感染が確認されたことがわかりました。自民党議員の感染確認は合わせて10人で、沖縄県は、感染者の集団=クラスターが発生したと発表しました。

沖縄県議会では、22日、自民党の議員1人が新型コロナウイルスへの感染が確認され、この議員とともに、21日までの4日間、県内の離島を視察に訪れ、夜には飲食を伴う会合を行っていた同じ自民党会派の議員17人が濃厚接触者としてPCR検査を受けました。

県議会事務局によりますと検査結果が来週26日に判明する、宮古島市在住の1人を除く16人の議員のうち、9人の感染が確認されたことがわかりました。

残り7人の議員は陰性だったということです。

自民党議員の感染確認は合わせて10人で、県は、感染者の集団=クラスターが発生したと発表しました。

沖縄県議会は現在は閉会中のため、審議への影響は限定的ですが、自民党は23日行う予定だった記者会見を取りやめるなど活動に影響が出ています。