交通違反の運転手に頼まれ不正に違反軽く 警察官 書類送検

警視庁の59歳の警察官が、交通違反をした車の運転手に頼まれて不正に違反を軽くしたとして書類送検されました。「懇願されて同情してしまった」と話しているということです。

書類送検されたのは、上野警察署の地域課に所属する59歳の男性警部補です。

警視庁によりますと警部補はことし6月、東京 台東区の交差点で右折レーンからそのまま直進した軽乗用車を取り締まる際、不正に違反を軽くした疑いが持たれています。

本来は違反点数が1点、反則金が6000円でしたが、30代の男性運転手から「点数だけでもなんとかなりませんか」と頼まれ、点数がつかない違反に勝手に変更していたということです。

同僚の警察官の指摘で発覚したということで、警視庁は23日、警部補を虚偽有印公文書作成の疑いで書類送検するとともに、減給6か月の懲戒処分にしました。

23日付けで辞職したということです。

また、警部補は2014年以降、同じようなことをほかにも15件繰り返していたということで「運転手に懇願されて同情してしまった」と話しているということです。