9月の消費者物価指数 0.3%下落 2か月連続でマイナス

家庭で消費するモノやサービスの値動きを見る先月・9月の消費者物価指数は、生鮮食品を除いた指数が、去年の同じ月と比べて0.3%下落し、2か月連続でマイナスとなりました。
観光需要の喚起策「Go Toトラベル」で、ホテルなどの宿泊料が大幅に下落したことが影響しています。

総務省が発表した先月の天候による変動が大きい生鮮食品を除いた消費者物価指数は、2015年を100として101.3となり、去年の同じ月と比べて0.3%下落しました。

新型コロナウイルスの感染拡大を背景に、ことし4月と5月にマイナスとなった後、6月と7月は横ばいでしたが、8月に続いて2か月連続でマイナスとなりました。

7月下旬に始まった「Go Toトラベル」の影響で、ホテルなどの宿泊料が去年の同じ月と比べて30%下落したほか、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大を受けて原油価格が下落した影響で、電気代やガソリンもマイナスとなったためです。

総務省は「Go Toトラベル」の影響を除くと、消費者物価指数は、去年の同じ月と比べて同じ水準、横ばいになると試算しています。

「Go Toトラベル」をめぐっては、今月から東京を発着する旅行が対象に加わったことから、総務省は引き続き、物価への影響を注視したいとしています。