東京女子医科大学病院 2歳男児死亡 担当医師6人を書類送検

東京女子医科大学病院 2歳男児死亡 担当医師6人を書類送検
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6年前、東京女子医科大学病院で手術のあと鎮静剤を投与された2歳の男の子が死亡したことについて、警視庁は、容体を適切に把握せず薬の使用を続けたなどとして、担当した医師6人を業務上過失致死の疑いで書類送検しました。
6年前の2014年2月、東京 新宿区の東京女子医科大学病院で首の腫瘍の手術のあと人工呼吸器を付けて集中治療を受けていた2歳の男の子が、鎮静剤の「プロポフォール」を投与された3日後に死亡しました。

「プロポフォール」は人工呼吸器を付けて集中治療が行われている子どもへの使用が原則として禁止されていましたが、警視庁のこれまでの調べで男の子には70時間以上にわたって投与されていたことが分かっています。

捜査関係者によりますと、心電図の波形や尿の色などに変化が出て体調に異常が認められたにもかかわらず、病院側は使用を中止したり別の薬に切り替えたりする措置をとらなかったということです。

警視庁は、男の子の容体の変化に適切な対応を取らず薬の使用を続けたなどとして、当時担当していた麻酔科の医師6人を業務上過失致死の疑いで書類送検しました。

男の子の両親は医師や看護師に対して賠償を求める訴えを起こし民事裁判が続いています。

東京女子医科大学病院は「改めて亡くなられた患者様のご冥福をお祈りし、ご遺族の方々に心よりおわび申し上げます。今後も病院全体として患者様の安心安全の確保に努めてまいります」などとコメントしています。