インドネシア 菅首相訪問中もデモ 労働基準見直し撤回求め

インドネシア 菅首相訪問中もデモ 労働基準見直し撤回求め
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インドネシアでは、今月に入り労働基準の見直しなどを盛り込んだ法律に反対する大規模なデモが相次いでいます。菅総理大臣が訪問している20日も首都ジャカルタではデモが行われていて、警察と軍が厳重な警戒に当たっています。
インドネシアでは、外国からの投資を呼び込むため規制緩和や労働基準の見直しを盛り込んだ法律が今月議会で可決されましたが、労働団体や学生が労働者の権利の侵害につながりかねないとして、法律の撤回を求めて各地で大規模なデモを繰り返しています。

今月8日にジャカルタをはじめ全国各地で行われた抗議活動ではデモ隊の一部が暴徒化して警察と衝突し、3000人以上が拘束されました。

ジャカルタの中心部では、菅総理大臣が訪問している20日も労働団体や学生らがデモ行進や集会を行いました。

20日は、ジョコ大統領の2期目の任期が始まってからちょうど1年に当たり、参加者は全国から集まり、抗議の声を上げていました。

警察によりますと、デモの参加者は1000人に満たないということですが、大統領府に近づけないよう周辺の道路を封鎖して厳重な警戒に当たっています。

一方、菅総理大臣とジョコ大統領の会談が行われるのはジャカルタ近郊のボゴールにある大統領宮殿で、地元政府によりますとおよそ1000人態勢の警備がしかれているということです。