東京都 新型コロナ 新たに139人の感染確認 1人死亡

東京都 新型コロナ 新たに139人の感染確認 1人死亡
東京都は20日、都内で新たに139人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。また、感染が確認された80代の男性1人が死亡したことを明らかにしました。
東京都は20日、都内で新たに10歳未満から90代までの男女合わせて139人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。

年代別では10歳未満が2人、10代が6人、20代が31人、30代が35人、40代が21人、50代が18人、60代が13人、70代が8人、80代が2人、90代が3人です。

139人のうち、およそ40%にあたる56人はこれまでに感染が確認された人の濃厚接触者で、残りのおよそ60%の83人はこれまでのところ感染経路が分かっていないということです。

濃厚接触者の内訳は、家庭内が17人と最も多く、次いで職場内が13人、施設内が10人、会食が6人などとなっています。

このうち、施設内の感染ではクラスターが発生していた日本大学の空手部で新たに2人の感染が確認され、都に報告されたのは空手部だけで36人になりました。

日本大学ではバレーボール部でも新たに1人が確認され、バレーボール部ではこれまでに30人となっています。

都内で1日の感染の確認が100人以上となるのは18日以来です。

これで都内で感染が確認されたのは合わせて2万9185人になりました。

一方、都の基準で集計した20日時点の重症の患者は19日と同じ24人でした。

また、都は、感染が確認された80代の男性1人が死亡したことを明らかにしました。

男性は自宅で意識がなくなり、搬送先の病院で死亡しましたが、検査を行ったところ感染が確認されたということです。

これで都内で死亡した人は合わせて437人になりました。
東京都によりますと、都内で20日までに感染が確認された2万9185人のうち、入院中の人は19日より80人減って982人です。

入院患者のうち、都の基準で集計した重症の患者は19日と同じ24人です。

都は20日の時点で、重症の患者向けの病床を150床、中等症以下の患者向けの病床は2490床を確保しているということです。

また、自宅で療養している人は19日より33人減って219人です。

都が開設・運用している9つのホテルなどで療養している軽症や無症状の人は19日より13人減って295人です。

このほか、医療機関に入院するか、ホテルや自宅で療養するか調整中の人は19日より36人増えて214人です。

一方、すでに退院した人や自宅などでの療養が終わった人は2万7038人となっています。