プロ野球代表者会議 ベンチ内などでの感染防止の注意事項確認

プロ野球代表者会議 ベンチ内などでの感染防止の注意事項確認
プロ野球12球団の代表者会議が開かれ、ベンチ内などで新型コロナウイルスの感染を防ぐための注意事項について確認しました。
19日午前の対策連絡会議では、阪神とロッテで感染者が相次いだ事例について分析を進めている、疫学の専門家から中間報告がありました。

この中で、専門家からは試合のときのベンチ内でも大声での会話は避けるなど、注意が必要だという指摘がありました。

このため12球団代表者会議では、改めてベンチ内やその周辺で感染を防ぐための注意事項について確認し、一部の球団からはベンチ前で円陣を組んで声を出すときは、選手全員がマスクを着用するといった対策が紹介されたということです。

NPB=日本野球機構では、今後全球団にベンチで行っている感染対策についてアンケートをとることにしていて、井原敦事務局長は「それぞれの球団で控え選手や監督、コーチはマスクを着用しているが、さらに一歩進んでやっているところもあった。具体策を情報共有していきたい」と話していました。

このほか、会議では、DeNAや神奈川県などが今月30日から横浜スタジアムに満員近い観客を入れて行う実証実験について、11月末までに報告をまとめる方針が示さました。

NPBによりますと、ほかの球団でも同じような実証実験を検討しているということです。