コロナで映画製作を止めるな!若手映画関係者支援プロジェクト

コロナで映画製作を止めるな!若手映画関係者支援プロジェクト
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コロナ禍で苦境に立たされている若手の映画関係者を支援しようと、12人の映画監督が短編映画を製作するプロジェクトが始まり、参加する監督が会見で「見た人に自分も映画を作りたいと思わせるような作品にしたい」と意気込みを語りました。
このプロジェクトは、コロナ禍で作品を思うように作れない若手の映画関係者に製作の機会を持ってもらおうと新たに立ち上がり、「カメラを止めるな!」を手がけた上田慎一郎監督など、参加する映画監督らが19日東京で記者会見を行いました。

それによりますと、プロジェクトは「コロナをひっくり返す」という思いを込めて、コロナウイルス感染症の英語表記の「COVID」を逆さまにして「DIVOC-12」と名付けられ、12人の監督が若手の俳優を起用して、ソニーが設立したコロナ禍の支援基金を元手にそれぞれ10分の短編映画を作ります。

会見で、上田監督は「不要不急ということばがありますが、エンターテインメントがなければ僕は死んでいたかもしれません。この映画を見て少しでも気分が明るくなり、自分も映画を作りたいと思わせるような作品にしたい」と意気込みを語りました。

完成した12本の短編映画は1本の作品にまとめられて、来年、劇場で公開される予定です。