競泳短水路日本選手権 男子200m平泳ぎ 渡辺一平が優勝

競泳短水路日本選手権 男子200m平泳ぎ 渡辺一平が優勝
25メートルのプールで争う競泳の短水路の日本選手権の男子200メートル平泳ぎで、渡辺一平選手が19歳の佐藤翔馬選手との競り合いを制し、自己ベストとなる2分2秒91で優勝しました。
東京辰巳国際水泳場で行われた短水路の日本選手権は18日、大会2日目の競技が行われました。

このうち男子200メートル平泳ぎでは、渡辺選手と19歳で成長株の佐藤選手の争いに注目が集まりました。

渡辺選手は200メートル平泳ぎの決勝が18日の4つ目のレースで、序盤から積極的に前に出る佐藤選手を追いかける展開となりましたが、ラスト25メートルで佐藤選手とほぼ同時にターンすると、最後は持ち前の持久力を生かして突き放し、自己ベストとなる2分2秒91で優勝しました。

佐藤選手は2分3秒40で2位でした。

渡辺「絶対に負けない」佐藤「勝たないと意味ない」

男子200メートル平泳ぎを制した渡辺選手は「個人メドレーと合わせて4レースをほぼ全力で泳ぎ、最後のレースを自己ベストで優勝できてうれしい。ラスト25メートルで佐藤選手と競っているのは分かっていたが、同じレースを泳ぐからには絶対に負けないという気持ちで泳いだ」と話していました。

一方、佐藤選手は短水路のレースを左右するターンや浮き上がりの動作が苦手だとしたうえで、「前半から攻めるレースを心がけたが、後半にバテて抜かれたのが今後の課題。渡辺選手に競り合えてはいるが、勝たないと意味がないので、12月の日本選手権でこの借りを返したい」と悔しさをかみしめていました。

このほかの結果 2種目で日本記録更新

18日は2種目で日本新記録が生まれ、女子200メートル個人メドレーで大橋悠依選手が2分5秒09で優勝。

男子100メートルバタフライで川本武史選手が49秒54で優勝しました。

ともに2年ぶりに、自身が持っていた日本記録更新です。

さらに男子100メートル自由形で松元克央選手が自己ベストとなる46秒94で優勝、男子200メートル個人メドレーで萩野公介選手が1分52秒73で優勝しました。

このうち大橋選手は18日が25歳の誕生日で「前半から積極的にいこうと思っていたが、思った以上に動きがよく、スピードも出ていた。最後の自由形で少しバテたが自己採点は95点。25歳はいいスタートが切れた」と笑顔で話しました。

大橋選手は東京オリンピックに向けて日本女子のエースとしての活躍が期待されていますが、記録を思うように伸ばせない時期が続いていたことから今回、短水路のレースながらも自己ベストを更新したことについて「これまではベストを出す感覚がどんな感じなのかわからなくなっていたし、乗り越える感覚もなかった。攻めることができ、この2年の進歩を感じた」と話し、手応えをつかんだ様子でした。

大橋選手は今月ハンガリーで開幕した競泳の国際リーグに出場することにしていて、「ずっとさまよっていたが、答えが見つかってきている。今大会ですごくいい感触が得られたので、さらに詰めるところを詰めて、海外のトップ選手たちといい勝負がしたい」と力強く話していました。