エネルギー消費量 実質ゼロ施設公開 省エネや太陽光発電導入

エネルギー消費量 実質ゼロ施設公開 省エネや太陽光発電導入
省エネや太陽光発電の導入で、年間のエネルギーの消費量を実質的にゼロに抑える施設が神奈川県鎌倉市に完成し、報道関係者に公開されました。
政府は年間のエネルギーの消費量を実質的にゼロに抑える建物を普及させるため、必要な設備を導入する場合補助金を出すなどして後押ししています。

こうした建物は、ZEB=ネット・ゼロ・エネルギー・ビルと呼ばれ、神奈川県鎌倉市に完成した施設が16日、報道関係者に公開されました。

この施設は大手電機メーカー、三菱電機の「実証棟」で、延べ床面積が6000平方メートル以上のビルとして、国内で初めてZEBに認証されました。

電力の消費量を減らすため、室内の温度調整には、効率にすぐれた空調設備や温水や冷水が内部に流れるパネルを活用するほか、大きな窓を設けて日光を取り入れています。また、太陽光パネルを屋上だけでなく窓のひさしにも設置することで発電量を増やしました。

会社では、建物の環境対策の需要は増えていくと見ていて、実証棟での実験などを通じてビルの省エネ技術の開発を進め、ビジネスにも活かしたいとしています。

三菱電機情報技術総合研究所の楠和浩所長は「環境に配慮しながら生活する動きが広がっており、省エネでも快適に仕事ができる環境を作っていきたい」と話しています。