「中核派」拠点捜索 先月トップが51年ぶりに姿 活動実態調査

「中核派」拠点捜索 先月トップが51年ぶりに姿 活動実態調査
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過去にゲリラ事件を繰り返してきた過激派「中核派」の拠点を警視庁が捜索しました。中核派は、組織のトップが先月、51年ぶりに姿を現し、警視庁が活動の実態を調べています。
16日午前8時すぎ、東京・江戸川区にある「中核派」の拠点のビルの前に、警視庁公安部の捜査員や電動カッターを持った機動隊員などおよそ100人が集まりました。

ビルの中では数十人が共同生活をしていて、新型コロナウイルス対策のため捜査員は1人ずつ検温を受けて建物に入っていきました。

今回の捜索は、今月12日にメンバーの八木康行容疑者(48)がうその住所で運転免許証を入手したなどとして逮捕された事件に関連して行われ、警視庁は八木容疑者が潜伏しながら違法な行為をする「非公然活動家」との連絡役だったとみて調べています。

中核派は、先月、組織のトップである清水丈夫議長(83)が、東京都内で開かれた集会に出席して演説し、51年ぶりに姿を見せました。捜索の際、清水議長も、ビルの中の居室にいるのが確認されたということです。

警察当局によりますと、中核派は、1971年に東京 渋谷で派出所が襲われ警察官が殺害された「渋谷暴動事件」など100件以上の事件を起こしたとされ、警視庁は、清水議長と過去の事件との関わりや現在の組織の活動の実態について調べています。

中核派は今回の捜索について「不当な捜査だと受け止めている」などとコメントしています。