サウジアラビア外相 “パレスチナ 和平へイスラエルと対話を”

サウジアラビア外相 “パレスチナ 和平へイスラエルと対話を”
中東のUAE=アラブ首長国連邦とバーレーンがイスラエルと国交正常化で合意したことにパレスチナが反発する中、サウジアラビアのファイサル外相は、パレスチナが和平に向けてイスラエルと対話することに期待を示しました。
パレスチナ暫定自治政府は、UAEとバーレーンが先月、イスラエルと国交正常化の合意文書に署名したことについて「地域に平和をもたらさない」と反発しています。

これに関連して、サウジアラビアのファイサル外相は15日、アメリカの研究機関が主催するテレビ会議形式の講演で「いま必要なことはパレスチナとイスラエルが交渉の席に戻ることだ。平和と安定をもたらすには双方が合意するしかない」と述べ、パレスチナ暫定自治政府が和平に向けてイスラエルと対話することに期待を示しました。

暫定自治政府は、イスラエル寄りの立場をとるアメリカのトランプ政権の仲介でイスラエルと和平交渉を行うことを拒否しています。

このため、イスラエルとの国交正常化に慎重な姿勢を示すサウジアラビアの理解を得たい考えでしたが、逆にイスラエルと歩み寄るよう求められる形となりました。