アゼルバイジャン 平和維持部隊を拒否 アルメニアとの戦闘で

アゼルバイジャン 平和維持部隊を拒否 アルメニアとの戦闘で
旧ソビエトのアルメニアと係争地ナゴルノカラバフ自治州をめぐって戦闘を続けるアゼルバイジャンのアリエフ大統領は、第三国や国際機関の平和維持部隊が入るのを拒否する考えを示し、両国の停戦合意は形骸化したという懸念の声が上がっています。
アゼルバイジャンとアルメニアは、係争地のナゴルノカラバフ自治州をめぐる戦闘を今月10日から停戦することにいったん合意しましたが、戦闘はその後もおさまらず、双方の死者は合わせて680人を超えています。
アゼルバイジャンのアリエフ大統領は15日「まだ激しい戦闘が続いており、平和維持部隊について議論するのは時期尚早だ」と述べ、紛争地帯に第三国や国際機関の平和維持部隊が入るのを拒否する考えを示しました。

また、停戦の仲介にあたったロシアのペスコフ大統領報道官は「平和維持部隊や停戦監視団は両国の同意がある場合に限られる」と述べ、ロシアとしてさらに介入することに慎重な姿勢を示しました。

アゼルバイジャンは、アルメニアが自治州から撤退しないかぎり軍事作戦は続けるという立場を崩しておらず、両国の停戦合意は形骸化したという懸念の声が上がっています。