子宮頸がんワクチン 新リーフレットで有効性などを紹介 厚労省

子宮頸がんワクチン 新リーフレットで有効性などを紹介 厚労省
接種率が大幅に低下している子宮頸がんワクチンについて、厚生労働省は接種を検討する際の参考にしてもらおうと、有効性や安全性などを紹介する新しいリーフレットを作成しました。
子宮頸がんワクチンは、小学6年生から高校1年生の女性を対象に、7年前に定期接種に追加されました。

しかし、接種後に原因不明の体の痛みなどを訴える女性が相次いだため、積極的な接種の呼びかけが中止され、現在の接種率はおよそ1%にとどまっています。

厚生労働省はおととし、ワクチンの有効性や安全性などを紹介するリーフレットを作成しましたが、「わかりにくい」といった指摘が寄せられたことから、今月改訂しました。

この中ではワクチンの効果について、国内で年間におよそ2800人が子宮頸がんで死亡する中、原因の5割から7割を占めるウイルスへの感染を防げるとしています。

一方、リスクとしては1万人におよそ5人の割合で、接種後に重いアレルギー症状などの「重篤な症状」が報告され、一部で認知機能の低下などが確認されているなどとしています。
厚生労働省は新しいリーフレットをホームページに掲載するとともに、自治体を通じて対象年齢の女性への配布を始めていて「大切な情報をわかりやすくコンパクトにまとめているので、接種するかどうか判断する際の参考にしてほしい」としています。