さいたま市 コロナ キャバクラで8人感染 クラスターで検査へ

さいたま市 コロナ キャバクラで8人感染 クラスターで検査へ
さいたま市は、市内の繁華街にあるキャバクラで、これまでに従業員や客、合わせて8人が新型コロナウイルスに感染していたことが確認されたと発表しました。市は、この繁華街で感染者集団=クラスターの発生が相次いでいるとして、一帯にあるすべての接待を伴う飲食店に対し、従業員に検査を受けてもらうよう、呼びかける方針です。
さいたま市によりますと、集団感染がおきたのは通称「南銀」と呼ばれる、さいたま市大宮区の繁華街にあるキャバクラ「Night CafeLeger」です。

この店では今月3日に20代の女性従業員の感染が初めて確認されたあと、15日までに従業員や客の男女合わせて8人が感染したことがわかったということです。

店は13日から休業していて、市によりますと感染の可能性がある先月28日から今月12日までに、延べ200人程度の客が利用していたとみられるということです。

市はこの間に、店を利用した人は保健所に連絡するよう呼びかけています。

また、この1か月で「南銀」の接待を伴う飲食店で、集団感染が3件、相次いでいることから、さいたま市は「南銀」にあるすべての接待を伴う飲食店に対して、従業員が唾液を使ったPCR検査を受けてもらうために、協力を求めていくことにしています。

また、集団感染が発生している、蕨市のフィリピンパブでは40代の女性従業員1人の感染が新たに確認され、これで感染者は合わせて8人となりました。

埼玉県内では15日、新たに57人が新型コロナウイルスに感染したことが確認され、県内で感染が発表されたのは合わせて5231人になりました。