JR東海 東海道新幹線の利用者数 今月も回復傾向

JR東海 東海道新幹線の利用者数 今月も回復傾向
JR東海は、今月1日から14日までの東海道新幹線の利用者が、去年の同じ時期の44%に達し、先月に続いて回復傾向にあると発表しました。今月から観光需要の喚起策「Go Toトラベル」で東京発着の旅行が対象に加わったことが主な要因です。
JR東海によりますと、東海道新幹線の利用者数は今月1日から14日までで去年の同じ時期の44%に達しました。

東海道新幹線の利用者数は8月が去年の同じ時期の25%、9月が38%で、JR東海では今月も利用者数が回復傾向にあるとしています。
今月から観光需要の喚起策「Go Toトラベル」で東京発着の旅行が対象に加わったことなどが主な要因で、JR東海の金子慎社長は、15日の記者会見で「利用者から久々に旅行に行こうという声が出ていて回復に手応えがあり、ビジネスでの利用も戻りつつある」と述べました。

一方で金子社長は、今年度1年間の業績予想を現在も未定としていることについては、「まだ健全な状態がいつごろ来るのか分からず、見定めがつかない」と述べました。