埼玉 蕨 フィリピンパブでクラスターか 新型コロナ7人感染確認

埼玉 蕨 フィリピンパブでクラスターか 新型コロナ7人感染確認
埼玉県は14日までに、蕨市のフィリピンパブで従業員と客、合わせて7人が新型コロナウイルスに感染していたことが確認されたと発表しました。県は感染者集団=クラスターが発生したとみて濃厚接触者の特定を急いでいます。
埼玉県によりますと、クラスターが発生したとみられるのは蕨市のフィリピンパブ、「パブ・トロピカル」です。

この店に勤務する20代から50代の従業員6人と50代の客の男性1人の合わせて7人が、14日までに新型コロナウイルスに感染していたことが確認されたということです。

店の客 延べ51人 ほとんど連絡がとれず

店は最初に従業員の感染が確認された今月6日から休業し、感染の可能性がある今月2日からの4日間には延べ51人の客が訪れ、ほとんど連絡がとれていないということです。

県は濃厚接触者の特定を進めていて、今月2日から6日までに店を利用し、体調が悪い人は保健所に連絡するよう呼びかけています。

さいたま 劇団の稽古場で集団感染 新たに1人感染確認

また、さいたま市にある劇団、「ミュージカル座」の稽古場で発生した集団感染では、14日、新たに10代の女性1人の感染が確認され、感染者は合わせて73人となりました。