大学でオンライン講義望む学生多いものの「負担感じる」声も

大学でオンライン講義望む学生多いものの「負担感じる」声も
新型コロナウイルスの影響で、オンライン中心だった大学の講義について学生に尋ねたところ、オンラインを望む割合は4割と、対面型の講義よりも多かったものの、教員とのコミュニケーションが減ったなどと負担を感じる学生も多いことが、東洋大学の研究グループが行った調査でわかりました。
この調査は東洋大学の研究チームがことし7月、全国の15の大学に通う2年生から4年生を対象にアンケート調査を行ったもので、1400人余りが回答しました。

それによりますと、すでに受けた講義をはじめから受けると仮定した場合、オンラインと対面型のどちらを希望するか尋ねたところ、
▽オンラインを「強く希望」と「やや希望」は、合わせて4割で、
▽対面型の講義を希望するおよそ3割を上回りました。

一方で、オンライン化で、
▽予習や復習、それにリポートの課題など、学習にかける時間が増えた講義が「多くある」と「やや多くある」が、合わせて8割近くに上ったほか、
▽教員とのコミュニケーションが減ったと感じる学生も6割近くと、負担を感じている学生も多いことが分かりました。
調査を行った東洋大学経済学部の松原聡教授は「オンラインを望む学生が想定より多く意外だった。対面型の講義に直ちに戻すべきか、あるいはオンラインの講義をどう活用していくのか、議論する必要がある。オンライン講義で学生のニーズが変化し、対面型の講義をベースにした大学の在り方も問われてくるのではないか」としています。