新型コロナ 中等症患者などの専門病院 開設前に公開 愛知 岡崎

新型コロナ 中等症患者などの専門病院 開設前に公開 愛知 岡崎
新型コロナウイルスの中等症の患者などを受け入れて治療にあたる愛知県の専門病院が15日、岡崎市に開設されるのを前に14日、報道関係者に公開されました。
開設される「愛知県立愛知病院」は、新型コロナウイルスの主に中等症と高齢の軽症者を受け入れる専門病院で、地域の病院の負担を減らすことをめざしています。

専門病院は、今の岡崎市立愛知病院が活用され、15日の開設を前に施設の内部が報道関係者に公開されました。
14日は患者のいる病室があるエリアと、通常のエリアを明確に区別していることや、医師や看護師が病室に入る際には専用の部屋で、ガウンやフェイスシールドを身につけることなど、感染対策について説明が行われました。

当初は大学病院などの9人の医師と、38人の看護師などの態勢で50の病床から運用をはじめ、最大100床まで増やす計画です。

愛知県によりますと新型コロナウイルスの専門病院は、大阪府などに開設されているということです。

愛知県医療計画課の上田智広担当課長は「中等症などの患者を専門に受け入れることで役割分担をして、県全体の医療体制を強化したい」と話していました。