上海で半導体業界の展示会 米の輸出規制で国産化図る思惑か

上海で半導体業界の展示会 米の輸出規制で国産化図る思惑か
中国の上海で半導体業界の展示会が始まりました。ハイテク機器に欠かせない半導体をめぐって米中の対立が深まる中、中国の半導体業界としては国産化率の向上につなげたい思惑があるとみられます。
半導体の業界団体が主催して14日から始まった展示会には、中国の大手半導体メーカーのほか、国内外の関連企業が参加し、スマートフォンに使われる半導体や部品などを出展しています。

半導体をめぐって米中の対立が深まる中、先月、アメリカ政府はファーウェイに対する半導体の供給の規制を強化しています。

また、中国最大手の半導体メーカー、SMICは今月4日、アメリカ政府から半導体の製造装置や部品の輸出を規制する対象になったことを明らかにしています。

中国の半導体は国外への依存度が高いのが実情で、中国の半導体業界としては展示会を通じて国産化率の向上につなげたい思惑もあると見られます。

半導体の部品を製造する山東省のメーカーの担当者は「中国の国家戦略のニーズに基づいて変革を進めている。今後の見通しについては、十分な自信がある」と話していました。