“別の民主党州知事の拉致も検討” FBI当局者証言 米メディア

“別の民主党州知事の拉致も検討” FBI当局者証言 米メディア
アメリカ・ミシガン州の民主党の知事の拉致を企てたとして訴追された容疑者らが、別の州の民主党の知事も拉致の標的として検討していたとFBI=連邦捜査局の当局者が証言したと、アメリカの複数のメディアが伝えました。
アメリカの司法当局は、中西部ミシガン州の民主党のホイットマー知事の拉致を企てたなどとして、2つのグループの合わせて13人を訴追したと発表し、13日、このうち5人についてミシガン州の連邦地方裁判所で審理が行われました。

アメリカの複数のメディアによりますと、この中で、FBIの当局者は、容疑者らがミシガン州だけでなく南部バージニア州の同じ民主党のノーサム知事についても拉致の標的として検討していたと証言したということです。

2つの州は、いずれも新型コロナウイルスの感染拡大を受けて厳しい外出制限の措置を取り、与党・共和党の支持層を中心に「経済を停滞させる」などと批判の声が上がっていたほか、トランプ大統領も「ミシガンやバージニアを解放せよ」などとツイッターに書き込み、知事の対応を繰り返し非難していました。
今回の事件をめぐりミシガン州のホイットマー知事は、容疑者らは白人至上主義を掲げるグループのメンバーだと指摘したうえで、こうした団体を明確に非難しないトランプ大統領の言動が過激な団体の活動を助長しているおそれがあるなどとして厳しく批判しています。