サッカー日本代表 強化試合 コートジボワールに1対0で勝利

サッカー日本代表 強化試合 コートジボワールに1対0で勝利
サッカー日本代表は13日、オランダでコートジボワール代表との強化試合に臨み、1対0で勝ちました。
ヨーロッパのチームに所属する選手で編成された世界ランキング28位のサッカー日本代表は世界60位のコートジボワール代表と対戦しました。

ことし初めての強化試合となった9日のカメルーン代表戦から先発メンバー7人を入れ替え、スペイン1部、ビリャレアルでプレーする19歳の久保建英選手などが起用されました。

前半開始直後にはワントップの鈴木武蔵選手のパスに反応した久保選手がシュートを打つなど、チャンスを作りましたが、得点を奪えず、お互いに無得点で折り返しました。

後半は相手に攻め込まれる場面もありましたが、守備陣が得点を許さず、試合終了間際に途中出場のディフェンダー、植田直通選手がフリーキックのクロスボールをヘディングで合わせて決勝ゴールを決め、1対0で勝ちました。

新型コロナウイルスの影響でおよそ10か月ぶりの活動となった日本代表は強化試合2試合を1勝1引き分けで終えました。

森保監督「大きな自信に」

日本代表の森保一監督は「相手のコンディションも非常にいいなかで守備陣が無失点に抑え、最後に勝利をもぎ取ることができたのは大きな自信になる。ただ、得点を決めるところはチームの課題として今後も取り組んでいきたい」と話していました。

サッカー日本代表 感染対策との両立に手応え

サッカー日本代表はコートジボワール代表との強化試合に1対0で勝ち、10か月ぶりとなる代表活動を締めくくりました。

今回、日本代表にまず求められたのが新型コロナウイルスへの感染防止です。

これまで宿泊施設で10人ほどが円卓を囲んでいた食事について、飛まつによる感染を防ぐために、選手たちが1つの机に1人ずつ、同じ方向を向いて座る方式に変更されるなど、さまざまな対策を講じました。

これによって選手間のコミュニケーションが制限されるという厳しい状況で試合に臨むことを余儀なくされましたが、そうした中で2試合を無失点に抑えた守備を森保監督は大きな収穫ととらえました。

キャプテンでセンターバックの吉田麻也選手は「練習の段階からセットプレーの守り方など、いつも以上に確認作業をした。試合中は観客がいない分、声が通るので意識して声を出して確認した」と連係のうえで工夫したことを明かしました。

攻撃では試行錯誤が続きました。

9日のカメルーン戦ではパスやトラップのミスからボールを失う場面が見られるなど選手間の連係に課題が残りました。

ただ、先発メンバーを7人入れ替えて臨んだ13日のコートジボワール代表戦は先発出場した久保建英選手や鈴木武蔵選手、それに伊東純也選手などが連動してゴールに迫る場面も見られました。

流れの中で得点することはできませんでしたが、森保監督は「最後に決めるところを課題として取り組んでいく。チャンスは作れているのでもっと点が取れるチームになる」と今後の飛躍を誓いました。

一方、感染対策ではカメルーン代表の選手2人がオランダ到着後のPCR検査で新型コロナウイルスへの感染が確認され、メンバーから外れるアクシデントもあり、感染対策の難しさが改めて浮き彫りになりましたが、日本代表は13日のコートジボワール戦まで1人の感染者も出すことはありませんでした。

吉田選手は「いつもとは違う難しい状況だったが徹底した衛生管理をして陽性者を出さずに2試合ともいいパフォーマンスを出すことができた」と感染対策との両立に手応えを口にしました。

森保監督も今回の代表活動を振り返り、「多くの人の尽力のおかげで活動することができた。日本のほかのスポーツ団体が勇気を持って活動していけると思う。これで日本のスポーツ界がさらに動いていけばいい」と話しました。