沖縄 コロナ禍に修学旅行で訪れた東京の高校生を歓迎

沖縄 コロナ禍に修学旅行で訪れた東京の高校生を歓迎
新型コロナウイルスの影響で修学旅行で訪れる学校が減っている沖縄県で、予定どおり訪れた東京の高校の生徒たちが歓迎を受けました。
那覇空港に到着したのは東京の関東第一高校の生徒たちで修学旅行で沖縄に来るのは12年連続です。

空港での密集を避けるため、13日、14日と2班に分かれて沖縄入りし、合わせて700人余りが滞在します。

歓迎式では、ミス沖縄が生徒代表に歓迎のマスクを手渡しました。

県の観光誘致を担う外郭団体によりますと、今年度上半期に修学旅行で沖縄を訪れた学校はなかったとみられていますが、今月に入って少しずつ戻ってきているということです。

畑中計政教諭は、「この時期の旅行が100点の正解だとは思いませんが、“安心安全”という沖縄側のメッセージを信じて来ました。教師が教えるより沖縄に来ることが命の尊さを学べると思います」と話していました。

また、生徒たちは、「海で遊んだり、平和学習で沖縄の歴史を学びたい」などと話していました。
このあと生徒たちは火災から今月末で1年になる首里城を訪れ、玉城知事から歓迎を受けました。

玉城知事は「コロナ禍でも修学旅行で沖縄に来てくれる学校を待ちわびていました。沖縄の独特の文化を学び、楽しい思い出を作ってください」と話していました。