回転寿司 新型コロナ感染防止 話さず触らず注文から会計まで

回転寿司 新型コロナ感染防止 話さず触らず注文から会計まで
新型コロナウイルスの感染防止を徹底するため、大手回転寿司チェーンは注文から会計まで、店員と会話することなく店内の機器にも触らずにほぼ済ますことができる店舗を都内にオープンさせました。
「くら寿司」は東京 池袋の店舗を改装し、感染を防止するための最新の機器を取り入れた店舗をオープンさせました。

店舗の入り口に設置されているパネルは、センサーが利用客の指の動きを読み取って、パネルに触れることなく入店の受け付けができます。
またテーブルでは、タブレット端末に表示されたQRコードを、利用客が自分のスマホに読み込ませて、スマホ画面を通して注文することができます。
さらに会計もセルフレジを使うことで、利用客は入店から会計まで店員と会話することなく、店内の機器にも触らずにほぼ済ますことができるということです。

会社はこうしたシステムを来年までに全国のおよそ460店舗に導入する方針です。

会社では、これまで飛まつを防ぐシートの設置などさまざまな対策を取ってきましたが、客足が徐々に戻りつつある中で、さらに踏み込んだ対策が必要だと判断しました。

くら寿司広報部の辻明宏マネージャーは「衛生面を強化して利用客がより安心できるようにしたい」と話しています。