トランプ大統領“免疫できた”投稿 ツイッターが注意促す措置

トランプ大統領“免疫できた”投稿 ツイッターが注意促す措置
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新型コロナウイルスに感染したあと、一時入院して治療を受けたアメリカのトランプ大統領は、自身のツイッターに「免疫ができたのでもう人に感染させない」などと投稿しました。この投稿について運営会社は、利用者が閲覧する前に「事実ではない情報が拡散するおそれがある」と注意を促す表示を出す措置をとりました。
トランプ大統領は11日、FOXニュースの番組「サンデーモーニングフューチャーズ」の電話インタビューで、「どうやらウイルスに対する免疫ができたようで、とても元気だ」と述べました。

また、同じ日に行われた支持者とのオンラインのイベントでは、「検査で完全に陰性になった」と発言しました。

ホワイトハウスは10日、「トランプ大統領がほかの人に感染させるリスクはない状態」とする主治医の報告書を公表しましたが、検査結果など詳細はいまだに明らかにしていません。

このほか、トランプ大統領はツイッターに「免疫ができたので、もうウイルスに感染しないし、人にもうつさない」と投稿しましたが、運営会社はこの投稿について、利用者が閲覧する前に「事実ではない情報が拡散するおそれがある」と注意を促す表示を出す措置をとりました。

トランプ大統領は、来月の大統領選挙に向けて選挙運動を再開し、激戦州で集会を開いて本格的な復帰を図りたいという考えですが、アメリカ国内では周囲に感染が広がることを懸念する声が出ています。