プロ野球・日本ハムは、球団が運営して子どもたちに野球を指導する「ベースボールアカデミー」で、担当する球団職員1人が新型コロナウイルスの検査で陽性反応を示したと発表しました。保健所の調査では指導を受けた子どものなかに濃厚接触者はいないということです。

球団によりますと、検査で陽性反応を示した球団職員は、今月4日と5日に、子どもたちに野球を指導するアカデミーに参加していて、翌日の6日に体調不良を訴え、9日にPCR検査を受けた結果、陽性反応を示したということです。

保健所の調査で、この球団職員に指導を受けた子どもたちのなかに、濃厚接触者はいないということです。

一方、一緒に活動を行っている同僚などについては引き続き、濃厚接触者がいないか調べているということです。

球団によりますと今のところ、ベースボールアカデミーの関係者に体調不良を訴える人はいないということですが、当面、アカデミーの活動を取りやめることを決めました。

また、チーム関係者との接触はなく、チームの予定に変更はないということです。