伊豆諸島の三宅村 御蔵島村に「大雨特別警報」命助かる行動を

伊豆諸島の三宅村 御蔵島村に「大雨特別警報」命助かる行動を
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気象庁は10日午後5時、東京の伊豆諸島の三宅村と御蔵島村に大雨の特別警報を発表しました。三宅村と御蔵島村では、これまで経験したことのないような大雨となり、土砂崩れなどによる重大な災害がすでに発生している可能性が極めて高い状況で、最大級の警戒が必要です。少しでも命の助かる可能性が高い行動を取ってください。
気象庁によりますと、台風14号は、午後5時には伊豆諸島の八丈島の西南西260キロの海上を1時間に15キロの速さで東北東へ進んでいるとみられます。

中心の気圧は985ヘクトパスカル、最大風速は30メートル、最大瞬間風速は40メートルで、中心の北側130キロ以内と南側75キロ以内では風速25メートル以上の暴風が吹いています。

東日本の太平洋側と伊豆諸島を中心に雨が降り続き、10日午後5時までの1時間には、三宅島の坪田で85.5ミリの猛烈な雨を観測しました。

特に伊豆諸島には発達した雨雲がかかり続け、三宅島の坪田では午後5時までの72時間に降った雨の量が535.5ミリと、平年の10月1か月分の雨量を上回り、統計をとり始めてから最も多くなっています。

気象庁は、10日午後5時、東京の伊豆諸島の三宅村と御蔵島村に大雨の特別警報を発表しました。

5段階の警戒レベルのうち最も高いレベル5にあたる情報で最大級の警戒が必要です。

三宅村と御蔵島村では、これまで経験したことのないような大雨となっていて、土砂崩れなどによる重大な災害がすでに発生している可能性が極めて高い状況です。

気象庁は、周囲の状況を確認し、避難場所までの移動が危険な場合には近くの頑丈な建物に移動したり、外に出るのがすでに危険な場合は建物の2階以上で崖や斜面と反対側の部屋に移動したりするなど、少しでも命が助かる可能性が高い行動を取るよう呼びかけています。

特別警報発表 三宅島とは 御蔵島とは

伊豆諸島の三宅島は、東京都心から南へおよそ180キロ離れた直径8キロほどの火山島で、2300人余りの住民が生活しています。

御蔵島は東京都心から南へおよそ200キロ、三宅島からは南へ20キロほど離れた火山島で、300人余りの住民が生活しています。

雨降り続き 大雨のおそれ

台風はこのまま東よりに進み、11日の朝にかけて伊豆諸島に接近しその後、勢力を弱めながら進路を南寄りに変えると予想されています。

台風からのびる前線の活動が活発になり、伊豆諸島では局地的に雷を伴って猛烈な雨が降るおそれがあります。

11日夕方までの24時間に降る雨の量は伊豆諸島の多いところで300ミリと予想されています。

風と波の予想は

西日本では10日、東日本の太平洋側では11日にかけて、海上を中心に非常に強い風が吹く見込みで、
▽伊豆諸島で最大風速が25メートル、最大瞬間風速が35メートル
▽東海で最大風速が22メートル、最大瞬間風速が35メートル
▽関東で最大風速が20メートル、最大瞬間風速が30メートル
と予想されています。

波も高く、伊豆諸島で7メートル、近畿で6メートルの大しけとなり、関東と東海でもしける見込みです。

気象庁は、伊豆諸島では土砂災害や浸水、川の増水に最大級の警戒をするとともに、暴風や高波にも警戒するよう呼びかけています。

そのほかの地域でも大雨などに警戒が必要です。