大規模戦闘のアゼルバイジャンとアルメニア 停戦で合意

大規模戦闘のアゼルバイジャンとアルメニア 停戦で合意
係争地のナゴルノカラバフ自治州をめぐって大規模な戦闘を続けているアゼルバイジャンとアルメニアの外相が、ロシアの仲介で今後の対応について初めて直接協議し、10日から停戦することで合意しました。
旧ソビエトのアゼルバイジャンとアルメニアの係争地、ナゴルノカラバフをめぐる大規模な戦闘は9日も続き、双方の死者は合わせて420人を超えました。

国際社会から戦闘の即時停止を求める声が強まっていることを受けて、両国の外相がロシアの仲介でモスクワを訪れ、9日から10日未明にかけて、今後の対応について初めて直接協議しました。

そして10時間以上続いた協議のあと、ロシアのラブロフ外相が記者団の前に姿をあらわし、アゼルバイジャンとアルメニアは現地時間の10日正午(日本時間10日午後5時)から停戦することで合意したと発表しました。

ラブロフ外相は今回の停戦の趣旨について、捕虜の交換や遺体の引き渡しなど、人道的な目的だと述べました。

一方でラブロフ外相は「具体的な停戦の内容については追加で合意されるだろう」とも述べていて、今回の合意をきっかけに長期的な停戦につながるかが焦点です。